vol.7 舞台への跳び上がり
ロイター板を使って、軽やかに舞台に跳び上がります。先生が見本でやって見せると「おおっ」という声が上がりますから、子どもができたときには、満足感は大きいものがあります。跳び箱を出さなくても跳び箱の練習ができるというところはいいですね。いっぺんに7,8人横に並べて練習することも可能です。
身につく感覚
腕支持感覚・手をつきはなす感覚・膝をかかえこむ感覚
(C)Copyright by Kiyotaka Nakajima
■助走をしっかりとります。
■手は上からたたきつけるように「パン」と音を鳴らしてつきます。手の指先に力を入れ続けるようにします。
■このとき、足の裏から降りるように膝をかかえこみます。
■膝が来たときには、手のひらは浮き上がっていますね。指先にも力が入っています。視線がしっかり前方をとらえていることにも注目。
■最後まで指先に力を入れ続けることで、足がグーンと前にきます。(右の写真も参照)
■跳び上がれる子をそのままにしておくと、ほんとにそのままですが、100円ショップで買ってきたスポンジたわしを舞台の上に置くことで技能の高い子の動きが変わります。
■その子の技能に合わせてスポンジを置き、「このスポンジを足の裏で踏んでみよう!」と課題を与えるのです。
■6年生ぐらいになると、1.5mぐらい舞台に跳び上がれる子もいます。このように常に目標を掲げてあげると技能は飛躍的に伸びます。
 
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