vol.5 手押し車
この運動も低学年でもよく実践されてますね。手押し車のいいところは、腕支持(うでしじ)の感覚がいつのまにか身につくんです。また、台上前転の練習にもなるんですよ。高学年までにたくさん経験させておきたいですね。
身につく感覚
腕支持感覚・逆さ感覚・体をマットに順次接触させる感覚
(C)Copyright by Kiyotaka Nakajima
■マット2枚を何歩でいけるのでしょうか?ゆっくりと大またで歩くことで、体重の移動の感覚を身につけます。
■得意でない児童は、ももに近いほうを持ってもらうことで楽になります。
■からだほぐしや準備運動として手押し車を取り入れるのもいいでしょう。
■ジャンケンに勝てば、手押し車3歩、負けたら7歩というようにルールを決めます。
■3回連続で勝ったら上がりです。3分もやれば、汗びっしょりです。
■マットの上で手押し車をするときには終わりは前転で終わらせましょう。(ただ終わってしまうのではもったいない?)足を持つ児童のほうがゆっくりと、回転する方に足を持っていってあげます。回転する児童は方が回転する方向にしっかり倒れてから、首からマットにつけて(頭のてっぺんはつけない)、ゆっくり回ります。
■ゆっくり回ることで、腕の支持感覚が意識できます。立ち上がるときはもちろん手を着いて立たないようにします。
■そんなのらくらくできる子には、足を肩にかけた状態で手押し車に挑戦してみよう。
■そのまま前転です。
 
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