■跳び箱運動にとってうさぎ跳びは大切な予備運動ですが、「子どもはあきるもの」ですから、たまには趣向をかえて、こんな工夫もしてみましょう。
■ボールを体の前に置き、うさぎ跳びでキックします。勢いよくボールを飛ばすためには、手より足を前に持ってこないといけないことに子どもは気づくはずです。
■また、ボールを体の近くに置いてもボールは飛びませんから、体から前方にはなして置き、手を前につく勢いを利用して足を思い切り前に持ってくることがポイントになります。
■よくボールが跳ぶ児童の動きを観察させてみるとおしりがとても上がっていることや、着いた手をすぐはなしていることが分かります。それらのポイントもヒントとして与えてあげてください。
■2人組になり、パスし合ったり、シュートしたりして楽しみながら、うさぎ跳びの練習回数を増やします。

vol.1 うさぎとびシュート

いろいろ趣向を変えても子どもはいずれ飽きます。でも、「なぜこの運動が大事なのか?」を説明し、納得すると子どもはがんばります。興味・関心だけでは、いずれ頭打ちがくるのです。しっかりとした理解(運動の構造)も必要なのです。特に高学年の場合は。
身につく感覚
腕の支持感覚・膝のかかえこみ感覚・手をつきはなす感覚
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