「跳び箱とさかあがりができる本」より、前書き

はじめに

 

あなたのお子さんは跳び箱が跳べますか?さかあがりができますか?

 小学生に時期には小学生の時しかがんばれないことを、がんばってやりましょう。先生やお父さん・お母さんはその手助けをしてあげる必要があります。その経験は必ずその子の人生において大切な体験となります。

 あなたのお子さんは跳び箱が跳べますか?さかあがりができますか?もし、できないとしたら、ほうっておきますか?この本を読んでいるあなたが学校の先生だとしたら、できない子をどうしますか?ほうっておきますか?いや、それではいけません。子どもは教えてもらいたがっています。どうしたらできるようになるのかを知りたがっているのです。

 跳び箱の開脚跳びができないと、体育の跳び箱の時間にすることは非常に限られてしまいます。また、さかあがりができるか、できないかで体育の鉄棒の時間の好き・嫌いが大きく分かれてしまいます。できないことがあると体育の時間に心の負担になります。運動が嫌いになってしまうかもしれません。それが 6年間続くのですから大変です。

 小学校の時期には小学校の時しかできないことがあります。「跳び箱を跳べるようになろう!」「さかあがりができるようになろう!」そんな目標を持っておうちの人といっしょに一生懸命練習をする。担任の先生と練習をがんばる。昔はよく見られた光景が今はみられなくなりました。しかし、子どもといっしょにがんばり、できた瞬間に子どもといっしょに飛び上がって喜ぶ。そんな時間から子どもとの本当の心の交流が始まるのです。

 練習は年齢が小さければ小さいほど抵抗なく始められます。また、できる可能性も高くなります。さあ、この本を読んで今日から練習を始めましょう。

 

この本の特徴

 この本の一番の特徴は、「家庭でできるアイディア」を載せたことです。今までの技術書は学校の先生向けに書かれたものでした。しかし、跳び箱や鉄棒などの器械運動は、教えてもらったらすぐにできるというものではありません。学校だけでなく家庭での練習がポイントになるわけです。今まで、がんばってもできなかったお子さんに「がんばれ」と言うことしかできなかったお父さんやお母さん。今日からは、自信を持ってお子さんにアドバイスしながら練習できるようにこの本を書きました。

 また、学校の先生には本書は新しい指導のヒントになるように工夫しました。家庭でできる練習はもちろん学校でもできるものばかりです。開脚跳びやさかあがりなどのたった 1つの技にこれだけの練習方法があることにまず驚かれるはずです。そして、このことは、その他の体育の領域においても場作りの工夫の無限の可能性があることを気づかせてくれることと思います。


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