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柔道の帯を使う改良型補助!
柔道帯で体を結びつけて支持回転をする方法は、腰を固定してしまうため組み合わせ技ができない、結んだりほどいたり準備に時間がかかるなどの欠点がありましたが、この改良型は、
1.すぐに補助ができる
2.補助の強さが調節できるので演技者に合わせた補助ができる
3.演技者の動きの制限が少ないので、より本当の支持回転に近い動きで練習できる
などの長所があります。
■ 後方支持回転(空中さかあがり)の補助の仕方を紹介します。
写真@ 柔道帯の一方の端を鉄棒に結び、演技者は結び目の外側をにぎり、支持の姿勢になります。
写真A 補助者は、演技者のお尻に帯をかけ、結び目の反対側の鉄棒に引っ掛けます。このとき、演技者の回る方向(ここでは後方支持回転ですから、下からの回転)から帯を引っ掛けます。 
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写真B 演技者の回転のタイミングに合わせて補助者は柔道の帯を引っ張ります。
 写真C  お腹が鉄棒から離れず、後方支持回転はみごと成功!
この補助の欠点は、補助者が力の入れるタイミングがまずいと回転は成功しないということです。 場合に応じて2つの方法を使い分けるといいと思います。前方支持回転の場合は、帯の引っ掛け方は逆になります。


▲前方支持回転の場合
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