手形・足形はりつけGOODS
■側方倒立回転はどのように足や手を着くのでしょうか?たいてい子どもは上の図のように考えています。しかし、正しくは下の図で、真横に回転しているわけではなく、正面から回転しひねって横向きに回転し、ひねって後ろ向きに立っているわけです。女子の体操競技の平均台を思い出してみると良いでしょう。平均台の上では、下のように手足を着かないと安定が悪くなります。
■しかし、はじめからあまり手足の着き方を細かく言うと子どもは頭がこんがらがってしまいます。ある程度回転ができてから、右の写真のような足形・手形に挑戦させましょう。 ■この自作足形・手形の特徴は、正しい足形・手形の並べ方の順にゴムにはりつけてあることです。この練習はグループで学習し、子どもに任せると、足形・手形の並べ方が違っていたり、やっているうちにずれたりして、思うような効果が期待できないことが多いからです。
■太い体育用のゴムにホッチキスで足形・手形を正しい位置にはりつけ、布テープで補強します。それを補助者がマットの端で引っ張るわけです。上手な演技者ほどゴムを引っ張って長くしてやれば、手足の間隔の広い美しい側方倒立回転になります。
■右の児童などは、倒立の途中で足の着く位置を確認していますね。ここまでになればしめたものです。後ろ足を大きく伸ばして片足で立っている時間が長くなるほど大きな側方倒立回転になります。
(C)Copyright by Kiyotaka Nakajima

 

inserted by FC2 system