(指導者の皆様へ)
実践した本校の6年生は技能差が大きく、一斉に指導することは難しい。通常のグループによる学習活動でも実際に「跳んでいる」回数は少ないので、なかなか技の達成にはいたらない。そこで、跳び箱運動に必要と思われる「身につけておくべき運動」をピックアップして画用紙に描き、さまざまな場作りに掲示しておいた。(上のフラッシュアニメーション参照、データが大きいので少し時間かかります。すみません…)この「チャレンジ道場」が他の学習活動と違うところは、「運動の回数」をめあてに持って取り組んだところである。7分間で、自分で決めた運動回数がこなせるように、開いている場をさがして工夫して運動をするのである。自分で自分を鍛えると言う意味で「道場」と名付けたのである。跳び箱がなくても運動できるように場作りも工夫してあるし、場がなければ馬跳びを練習するように指導してある。回数は決して無理をすることはない。「器械運動はたくさん練習しないといけないんだよ。」と言うことさえ指導しておけば、いたずらに回数だけを競い合い危険なことになったりすることもない。あくまでも自分の目標に向けて、じっくり取り組めばいいのである。
 指導者は、上のモニターに書いてあることを指導していった。また、安全管理には十分に気をつけた。 本校の児童は5年生のときにも、場作りについて学習をしっかりしているのでこのような実践ができたが、いきなりこれを実践するには無理があります。段階をおって指導してください。指導計画については「チーム跳び箱の考察のページ」を見てください。

 

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